突然だけど、11月頃からノイズしか聴いてない。
仕事で多くの人に会い、ディープに会話しなきゃなことが徐々に増えてきた。そうすると人の負の感情も入ってきやすくなるわけで、そんなこんなで感情のある音楽が聴けなくなった。
- ミュージックとTV、街の人工的な喧騒
- ノイズも色々
- 香港のWhite Noise Records
- 最近のヘビロテ
- FIONA LEE – 「walking in a daze」
- XY – 「#001 玄音第一回」
- KYOKA – 「SH」
- MAURIZIO BIANCHI – 「Neu ro Habitat」
- Merzbow – 「Hitanva」
- Merzbow & Balazs Pandi & Mats Gustafsson & Thurston Moore – 「CUTS OF GUILT,CUTS DEEPER」
- TOD DOCKSTADER – 「Eight Electronic Piece」
- Karlheinz Stockhausen – 「StudieⅠ/StudienⅡ/Gesang der junglinge Zyklus fur zwei Schlagzeugern」
- 番外編)Pandit Pran Nath – 「Midnight」
- まとめ
ミュージックとTV、街の人工的な喧騒
ノイズもある意味攻撃的な感情のあらわれでもあるわけだけど、それはそれで置いておいて、一番ダメなのがミュージック。ミュージック??
音という意味でも、普段も観ないんだけどTVやラジオも完全にダメ。渋谷の街を覆う過剰で軽薄な爆音の宣伝車、スクランブル交差点の外国人の狂騒、若い男性(女性はいい(笑))の過剰な標準語。ここまでくると被害妄想ですね。あはは。
ノイズも色々
ノイズも色々ある。Merzbow(メルツバウ)のようなハッシュノイズや、非常階段に代表されるギターやスクリーミングをベースとした爆音ノイズ。
パルス波のようなグリッジノイズ。無機質なエレクトロニカ。電子音楽。
あとはこれをノイズと呼んでいいかはわからないけど、環境音楽的、サウンドアート的なノイズ。
だけどブライアンイーノはダメ。Ovalも池田亮司もダメ。現代音楽もダメ。
作為的な匂いがした瞬間から拒否反応が出てしまう。でもね、音楽作ってる時点で十分作為的なんですけどね。だけどシュトックハウゼンは大丈夫。彼は数学?だったり実験だからですかね。僕はずっと昔からノイズが好きだけど、ここまでノイズを欲したことはない。いやあ不思議です。
香港のWhite Noise Records
最近僕が良く聴いてるのが今年11月に行った香港のWhite Noise Recordsで出会った音楽達だ。店主のGaryさんに「香港でしか買えないやつが欲しい」と言って、色々と僕の趣向を説明してレコメンデーションしてもらったやつ。それに加えてジャケ&ポップ買いしたやつがことごとく良かった。俺の心はまだ香港にいるのか(笑)。
最近のヘビロテ
FIONA LEE – 「walking in a daze」
White Noise Recordsで購入。
香港の女性アーティスト。環境音楽的音響世界。もちろんノイズも。
XY – 「#001 玄音第一回」
White Noise Recordsで購入。
香港のXYRecordsというレーベルのコンピレーションアルバム。香港、成都、北京、長春、上海、深センのサウンドアーティスト達が勢揃い。静寂とノイズ。非常にアジア的。凄く良いです。この音と空気感は欧米、ヨーロッパ、そして日本でも出せないんじゃないかな。
KYOKA – 「SH」
White Noise Recordsで購入。
完全なジャケ買い!ドイツ在住(今はスペインだったか)の日本人の電子音楽家。なぜこの子を知らなかったのかと思うほど好きなサウンドだった。一気にハマってしまいました。最近毎日通勤でも聴いてる!
ノイズ要素の多いエレクトロニカテクノって感じ。かっこいい。
MAURIZIO BIANCHI – 「Neu ro Habitat」
MB、1982年名作のリイシュー。ノイズのオールドスクール。大好き。
Merzbow – 「Hitanva」
このアルバムはフリードラムとノイズの応酬で糞かっこいいです。たまらん。すごいグルーブだわしかし。
Merzbow & Balazs Pandi & Mats Gustafsson & Thurston Moore – 「CUTS OF GUILT,CUTS DEEPER」
ノイズフリージャズみたいな感じ。ソニックユースのサーストンが参加してる。
TOD DOCKSTADER – 「Eight Electronic Piece」
1961年ミュージックコンクレートのリイシュー。電子音楽です。感情皆無でよろしい。
そして渋い!
Karlheinz Stockhausen – 「StudieⅠ/StudienⅡ/Gesang der junglinge Zyklus fur zwei Schlagzeugern」
White Noise Recordsで購入。
なぜか香港でシュトックハウゼンを買ってしまった。だけど正解。
1950年代の初期作品集。
番外編)Pandit Pran Nath – 「Midnight」
これはノイズミュージックじゃないけど毎日聴いてる。ノイズと同じ感覚で。
北インドの古典声楽家であるパンディット・プランナートの1971年と1976年の音源で、タブラと瞑想的な声のみのいわゆるラーガドローンです。
夜聴くと深い睡眠に誘われるけど、普通の人は聴いたら怖いかも(笑)。
まとめ
結局自分の聴いているアルバム紹介みたいになってしまいました(笑)。
音楽は季節や時期によって聴く趣向が変わりますよね。正月はトリコ(tricot)でも聴くかね。
コメント