前回の記事「トリコ（tricot）がニューアルバム『リピート』発売！ワンマンツアーもあるよ！」で宣言？しましたとおり、ついにtricotのワンマンライブにいってきました。2019年4月28日Shibuya-O-EAST。
ここ最近はミニマル、ドローン、アンビエント、そして民族音楽しか聴いてないようなおっさんが、tricotモードにカチッと入れるか心配？でしたが、すごく偉そうだけどさすがtricotでした。レポートしたいと思います。
ワンマン大反射祭ツアー
すべての公演がソールドアウト。tricotの人気に対し、会場が小さすぎると感じるのは僕だけでしょうか。。チケット番号がAの前半だったので、開場後サクッとベストポジションに陣取りました。O-EASTは最前列→柵→中列→柵→後列→PAエリア→最後列という会場構成になっているんのですが、僕はうむ。おっさんだけに、中列に陣取りました。会場まであと30分、ビールを飲みながら。
2曲目から大暴れモード
18:00ちょっと過ぎたころ、メンバーが出てきました。大歓声。最初は中嶋イッキュウが独唱してます。演奏も徐々にフェードイン。ここまではおお、生tricotだあ嬉しいなあと感慨にふけっている感じで余裕かましてました。しかし！2曲目（もう曲が何だったかも忘れた）が始まった途端、もう我慢できず（他の人たちもそんな感じ）最前列エリアにいき、すでにモッシュが始まりそうな軍団の中に紛れ踊り絶叫w。おっさん。あはは。それ以降はずっと軍団の一員として踊り狂い、叫び、モッシュしてる兄ちゃんの発射協力をし、ヒロミ・ヒロヒロ定番の「客ウェイブを歩き煽る」に協力し、もう最後はリアルフラフラで倒れそうに。。（笑）
昔、いろんなアーティストのライブ（来日公演とか含め）ではモッシュとかダイブとか良くあったし（Radioheadでもモッシュがすごかった！）実際やってもいたけど、ここ最近行くライブではそういう光景をみることはなく、最近の若者はほんとおとなしいなあとか、企画側の厳しさを感じていました。もちろん僕はハードコアとかのライブに行くことはない（好きなバンドは来日しない）ので、今でもそんなことないよって言われるかもですが、今回久しぶりにモッシュの光景を見ました。とはいっても、事前に企画側から禁止令が出ていたこともあり、ほんの数分の出来事でしたが。それでも何だか嬉しかった。最高！！
ドラムの吉田雄介、ベースのヒロミ・ヒロヒロ、そして変拍子！
キダ・モティフォの演奏のすごさはもちろん様々なメディアでわかっていたのですが、意外だったのが、ドラムの吉田雄介くんのプレイ。すごかった！すごくうまいし、音も重い！見た目のユニセックスな雰囲気とは全く違う。これには感動しました。そして、ヒロミ・ヒロヒロちゃん。この人のベースもよかった。あの小さい体と発せられる音とのギャップにこれまた感動。
あとはお決まりの変拍子！すばらしい。乗りにくくて仕方がない（笑）。僕は吉田くんのドラミングを目で確認しながらリズムをとってました。会場であの変拍子に付いて行っていたのオレだけだ！（笑）きっと。
これまでも何度かO-EASTで他のアーティストのライブも見ているので会場の音響特性だとは思いますが、残念だったのが、少し音が悪かった。。音のバランスというか。もっと音のいい会場でやって欲しいと願います。
tricotは2019年9月にメジャーデビュー
昨日会場でも発表されましたが、tricotはエイベックス内に自主レーベルを新たに立ちあげるとのこと。いわゆるメジャーデビューです。という訳で、今回のライブ「平成、かつインディー最後のワンマンライブ」という貴重なものでした。中嶋イッキュウMC。
メジャーデビュー。ついに。彼女らがそのサウンドはもちろんですが、BAKURETSU RECORDSという自主レーベルで草の根活動みたいに今までやってきたこと、ここまで人気になったことにリスペクトがあったし、インディだからこその変態POPな音楽性だと思う反面、メジャーになったらサウンドがどう変わっていくんだろうと期待感ワクワクもあり、今の段階ではいろんな気持ちが入り乱れています。いずれにせよ、僕の沈んでいた心を救ってくれたtricot。これからも追いかけていきたいと思います。特にライブにはもっと行きたい！
爆祭2019 & 9祭（クサイ）ワンマン
tricot9周年、メジャーデビューに合わせ、ワンマンが開催されます。9祭＝クサイと読むそうです（笑）。さっそく先行予約始まりましたよ。すでに予約いたしました（笑）。
tricotオフィシャルサイト
それではみなさま、よいtricotライフを！
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