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坂本龍一の密着ドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto: CODA』を観た。

Ryuichi Sakamoto: CODA(字幕版)

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『Ryuichi Sakamoto: CODA』

2017年11月4日から公開されている、『Ryuichi Sakamoto: CODA』を観てきました。
これは2012年からの坂本龍一に密着したドキュメンタリー映画。
被災地への訪問、慰問コンサート、癌との闘い、そして坂本の音楽制作ついての様々なことがこの映画には詰まっています。映画音楽、新作、フィールドレコーディング etc…
とにかく美しい。音楽が気持ちよすぎて30分位寝てしまった。。もったいない。

寝てしまった僕に朗報が!最近気づいたんですけど、な、なんとAmazon Videoで公開されてる!知らなんだ。。DVD(Blu-ray)も!

坂本龍一との出会いは村上龍から

僕の高校時代は村上龍の「コインロッカーベイビーズ」がバイブルでした。
村上龍と坂本龍一の交流が盛んだった頃です。

坂本龍一の存在は、親がYMOのレコードを持っていたから知っていたけど、
二人の共著「EV.Cafe 超進化論」を読んで驚きました。坂本龍一の博識ぶりに舌を巻きました。

この本は、村上龍&坂本龍一 VS 論客(吉本隆明、浅田彰、柄谷行人、蓮実重彦など)の
鼎談。村上龍は、吉本隆明の宇宙人のようなクレイジーな抽象理論には反論はしていた
けども、基本ほとんど発言していませせん。発言しているのは坂本ばかり。彼は何でも知っていた。

内容が難解すぎて高校生にはわからない。それでも何回も何回もおもしくろくてボロボロになるまで繰り返し読みました。今でも家にあります。
吉本隆明や浅田彰、柄谷行人、蓮実重彦の存在を知ったのもこの本からです。↓これ。

村上龍に対するリスペクトは徐々に薄れていったけど、教授に対するリスペクトは
どんどん深まるばかりでした。

不安定な20代は騒音音楽と共に、坂本の音楽をいつも聴いていました。
だから今も坂本の音楽を聴くと心が不安定になります。涙がちょちょぎれる時もある。
だけど最後は心が浄化されるのです。うーむ。

『Ryuichi Sakamoto: CODA』でも石巻市(確か)の慰問コンサートで、「戦場のメリークリスマス」が始まったとき、鳥肌が立ち、最初のチャラチャラチャンの部分で既に涙が流れていた。だめなんです。あの曲。映画始まって僅か10分の出来事です(笑)。

坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async

坂本龍一は今年、新作アルバム「async」を出しましたが、200人限定のライブがニューヨークであったようです。

そのライブ映像が来年2018年1月27日(土)から公開されます。

僕も今回『Ryuichi Sakamoto: CODA』を観に行って知ったのですが、映画館で流れた予告編はこれまた鳥肌もの。絶対観に行きます。

東京では「角川シネマ有楽町」、「恵比寿ガーデンシネマ」他、全国の映画館で公開されます。

「async」のアナログ盤を購入

「恵比寿ガーデンシネマ」で映画を観た帰りに、近いので中目黒のカセットテープ専門店waltzに寄りました。そうすると、いきなりレコードコーナーに平置きで「async」のアナログ盤があるじゃーないですか。

探していたので即購入です。値段はやはり限定版なんでしょう、若干高かったですが即買シンクロニシティ。

個人的には坂本龍一の最高傑作だと思います。正直言うと教授の作品からここ5、6年は距離を置いていました(色んな理由があります)。何か凡庸なサウンドに感じたり、時代時代の面白いことをやっているアーティストとのコラボが多かったりと、オリジナリティが薄れている感じがしていました。

しかし、教授が癌を患ってからはやはり心配でたまりませんでした。その後出たアルバムです。聴かないはずはありません。

色んな事を経て紡ぎだされた音は、今までにも増して深みがあるというか、自然や生命に対する畏怖のようなものが出ていると感じまます。音の質感が鋭敏で、沈鬱です。
変な言い方ですが、聴いていて心底落ち着きます。

PS) 文中、「坂本龍一」と言ったり、「坂本」と言ったり、「教授」と言ってみたりと混在していますが、それはなんというか気持ちのこめようと言うか、何か適当に流してもらって結構です。すみません・・

EV.Cafe。30年の時を経て、第二弾が出てます。まだ買ってませんがきっとおもしろいはず。

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