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愛車Singular Cycles(シンギュラーサイクルズ)Kiteでチャリ通ダイエット!

突然ですが今年の目標はダイエットです!(笑)
おっさんになってきて現在人生最高体重更新中でして、ずっと怖くて乗れなかった体重計にお正月に乗ってみたら、ありえない体重に。。おおおおお、、マジか(泣)。。自分の想像していた体重より5㎏多かった。これはヤバすぎる。本気でダイエットに取り組まないと若いころ一番嫌悪したおっさん像になってしまう。
いやはや年齢とは恐ろしいものです。洋服は好きだけど、体を着たい洋服に合わせなくなってくる。タイトスタイルは早々に諦める(笑)し、ベルトも締めないでいいパンツを買ってしまう。なるだけ鏡を見ないようにするとか(笑)。それでいて精神的にはまだまだカート・コバーンなんだからたちが悪い。

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Singular Cycles(シンギュラーサイクルズ)

Singular Cycles(シンギュラーサイクルズ)という自転車メーカーをご存知でしょうか。
おそらく大半の方はご存知ないと思います。
こういうロードバイク系のメーカーでは、GIANT、TREK、Cannondale(キャノンデール)、Bianchi(ビアンキ)あたりが有名どころです。
というか、ロード系バイクに興味がない人にとってはどれもこれも知らんがなの世界だと思いますが。
近年は(何か書き方が硬いな、、)、ロードバイクって結構流行ってて街乗りしてる人を多く見かけるようになりました。上にあげたメーカーで特にGIANTとBianchiは乗ってる人かなり見かけますね。
前置きが長くなりましたが、過去に時計の記事を書きましたが、時計同様このバイクも1年くらいかけて調査を重ね購入に至りました。

デザイン性と機能性、価格の絶妙なバランス

訳のわからん写真ですみません。。えっと、やっぱり時計の時と同じようにデザインが自分の感性にマッチし、機能性も十分あり、価格が許容範囲内で、贅沢を言えば変態性(笑)も欲しい。変態性って何?はあ?って感じだと思いますが、僕特有の美意識があるんです(笑)。
とまあこういう条件を満たすバイクが本当にない。色んな本も買い漁って研究もしたし、もちろんネットで調査をしまくった。色んな店も回った。しかしない。

アメリカのSURLY(サーリー)

そんな中、このまさしく「変態性」というキーワードから道が開けてきたんです。色んな本を読んでいるとアメリカの「SURLY(サーリー)」というメーカーが変なバイクばかり出しているのがわかった。曰くストリートカルチャーからインスピレーションを受け、レースができる位の機能性(むしろレース用)も兼ね備えながらもデザインもいかしてると。
このSURLYを調べていくと、いわゆる普通のロードバイクスタイルのものから、異様にタイヤが太いモデル(ファットバイク!)まで色々と出してることがわかりました。そのモデルのどれもこれもがかっこいいんです。しかも値段もお手ごろ。お手ごろと言っても20万周辺なんですが(汗)。

かっこいいバイクは完動品では存在しないことが判明

そしてここでもう一つわかったこと。自分がかっこいいと思うバイクは完動品(最初からバイクとして組上げられていてすぐに乗れるもの)ではないということでした。
自転車って、え?どれも自転車じゃないの?すぐ乗れるのが当たり前でしょ、え?何を言ってんの?と思われるかも知れませんが、ロード系バイクってフレーム(簡単に言えばチャリの真ん中の鉄)はもとより他の部品全てがバラで売ってるんです。
いわゆる高度なバイカーはそれを全部好みのパーツで組み立ててしまうんです。
つまるところ、色んなメーカーがどうだとか言ってきましたけど、メーカーってフレームのことなんです。だって他のシステム(実際にバイクを動かすチェーンリングであったり、ブレーキとか)はSHIMANOだったり、ホイールは○○だったりするんだからね。パーツもメーカー何ですが。。
あちゃーです。組み立てるとかそんなこと俺にはできる訳がない。うーん。しかし諦めきれずに調査を続けました。

イギリスのSingular Cycles(シンギュラーサイクルズ)

アメリカの「SURLY(サーリー)」って確かにかっこいいんだけど、なんていうか音楽で言うと”ヒップホップ”なイメージなんですよね。勝手なイメージなんですけど。だから何ていうか肌に合わなかった。スケボーに近い感じ?アメリカの治安の悪い地区あたりで乗り回してるイメージかとか。”ヒップホップ”は好きなんですが、自分はギャンスタラッパーとかっていう要素が見た目も思想も1ミリもない(笑)。
それでまた調べていくと、アメリカの変態がSURLYなら、イギリスの変態は「Singular Cycles(シンギュラーサイクルズ)」ということが判明したのです!!←どっかに書いてあった。
おおー!ここでやっと辿り着いた。
そう、イギリスといえば音楽でいうと”パンク”だし”モッズ”なんですね。こっちの方が性に合ってる。結局音楽で判断かよって言われそうですが、そういう感性って大事なんだと思います。

ベタなロードバイクは望んでいない

後付になってしまいますが、僕はいわゆるこのロード系バイクでレースがしたい訳でもないし、スピードを追求したい訳でもない。街乗り+αができればいい。あとは自転車という価値観が変わってしまうらしいということを味わいたいくらい。
今までロード系ロード系と言ってきたのは僕の選んだSingular Cycles(シンギュラーサイクルズ)のKiteというモデルはロードバイクではなく「シクロクロス」というバイクになるからです。一般的にロードバイクと言っても、も少し細分化されてます。全然詳しくないんですけど。
「シクロクロス」は山とかでのレースに特化したモデルとのこと、僕は山ではレースしないですが、青梅街道で関東バスとタクシーとはレースをします(笑)。だって彼ら?の自転車に対する扱いって酷い。横1cm位でギリギリまで横付けして抜いてくるんですよ。しかも猛スピードで。道交法わかっとんのか!死ぬやんけカスが!なんてね。「シクロクロス」はロードバイクよりフレームが重いのですが、スピードはガンガンでますね。フレームの素材も色々あるんですが、今回は触れません。

Singular Cycles(シンギュラーサイクルズ)の完動品が見付かった!

結局僕はこのSingular Cycles(シンギュラーサイクルズ)のKiteを2012年に16万位で購入しました。1年に渡る調査の結果、買いたいものは定まったけど、買うなら自分で組み上げるしかない。プロショップから指南を受けながら組み上げるのも一興、楽しそうだとも思ってはいたのですが、やっぱり面倒というのが本音でした。
そんな中、イッツアミラクルが(笑)。風の噂で閉店するという中野にあるプロショップのまさしく閉店日に行ってみたんです。ちなみにその日が最初で最後の来店でした。
そうすると何とある!ある!あるぜ!おい!あるぜ!と自分への叫び。店は閉店最終日ということもあり、常連さんがひっきりなしに来店され、店の中はカオス状態でした。人の声で店はパチンコ屋並みの騒音状態。
そんな中一見さんの僕は空気などまったく読まず、「すみません、あのー、すみません、聞こえませんか、、あのー、あのー、すみません」「あ、ごめんね何だっけ」「これ試乗させてもらえませんか?」と。「君、何、初心者?」「あ、はい」「マジか、、この店今日で閉店なんだよね。これから何かあってもメンテとかもしてあげれないよ」「全然OKっす」「じゃあ乗ってみるかチミ」。
乗り方さえわからないワタシ。サイズが合うかもわからない状態。「シンギュラーはねえフレームのサイズが大きいんだよね。これでも一番小さいSなんだけど、おそらく身長175cm以上の人でないと厳しいかもなあ」「いや、ホントこれ探してたんです。とりあえず乗らせてください。ところでこういうバイクってどうやって乗るんですか?」←常連さん全員失笑。
殺すぞお前らという気持ちを抑え、皆さんの目の前で試乗してみたのでした。「お、何とかいけるじゃん。チミ、身長170でしょ、足長いね。いけるいける」。この時くらい親に感謝したことはありません。今まで一度も意識したことなかったけど足長いんだ俺。おお、俺よー!!
そこからは即買。セキュリティチェーンやライト系も一緒に買いましたね。
そこからまたセッティングの本を買って勉強して、ある程度わかってきた時点で他のプロショップでいらないパイプを切断したり、身長に合わせた微調整を入れてもらい、無事快適に乗れるバイクが出来上がったというわけです。

バイクといつも一緒。乗りまくり。小旅行まで。

それからはもう中毒でしたね。どこいくのもいつも一緒でした。30km位小旅行に良く出てましたね。写真みたいにアコギと一緒に。

チャリンコライフを再開!

僕とKite君との蜜月は3年ほど続きましたが、引っ越してから室内にバイクを置けなくなってからというもの、徐々に乗らなくなっていきました。極め付けはチューブパンクと、タイヤの劣化、チェーン周りの不具合でメンテが必要になったこと。遂に全く乗らなくなってしまった。
毎日チャリンコ置き場にあるKite君にごめんねと心で呟きながら通勤する毎日。
僕の会社は自宅から14km程ありますが、Kite君速いし楽だし通えなくはない距離ではあるんですが、さすがに毎日はきついので新宿まで行き(大体6.5km)、そこから電車という通勤スタイルを採って行きたいと思います。

下は昔Kite君から撮った街の写真です。こういう目線もなかなかいいもんですよ。

■新宿

■荒川周辺

■永田町

■山手通り

■四谷あたり

まとめ

さて如何だったでしょうか。今回はチャリンコネタでした。正直最初は軽い記事にしようと思ってたんですが、書いてたら当時を思い出してきて思いのほか大作になってしましました。

これを機会にロード系バイクを検討されてみてはいかがでしょうか。肝心の乗り心地やフレームの違いなどには触れてませんが、自転車に対する価値観は間違いなく変わりますし、本当に奥が深くおもしろい世界です。なにより乗るのが快感!速い!軽い!楽しい!ぜひこの感覚を味わってもらえればと思います。
僕が唯一言えることとしては、無理してでも10万以上のバイクを買ってください!ということくらいでしょうか。

今年僕は10キロ痩せます!!ここに宣言します!

それでは皆様良いチャリンコライフを。

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芸術は物欲だ!

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