アート

アートブックの祭典「Tokyo Art Book Fair 2017」に行ってきた!

このサイトのテーマでもある「芸術」と「物欲」。これらが直結するフェアーがとうとうやってきてしまいました。前日からムズムズ、ワクワク、そして物欲の恐怖(笑)。すごく良かったのでレポートします。

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今年で9回目を迎えるTokyo Art Book Fair

僕は今年初めて行ったんですけど、約10年前からやってたんですね。知らなかった。音楽一辺倒だった僕が、アート熱にうなされているのはここ数年なので、アンテナに引っかからなかったのでしょう。

開催場所は天王洲アイル

最初天王洲アイルって知った時は、何で??と思ったのですけど、天王洲アイルには僕の愛読書でもある「IMA MAGAZINE」・「IMA ONLINE」のギャラリーである「IMA gallery」があり、他にも6つのギャラリーが入居する「TERRADA ART COMPLEX」というものもあるんですね。4、5年前のイーストサイドTokyo的なアート地域になっていくんでしょうか。

品川から徒歩で天王洲アイル、会場の寺田倉庫へ

僕は品川から歩いて会場に行くことにしました。距離にして1キロ強位でしょうか。

港南口へ。昔毎日ここに通ってました。なつかしいー

品川はビジネス街。休日はあまり人がいません。良い感じ。写真はいきなり飛んで、もうすぐ着く―な感じです。

右側に見えるのは、メイン会場ではなく、併設会場です。ここにはフードコートがあったり、雑貨が売っていたり、あとはライブが行われます。
僕の敬愛するYOSHIMIさん(Boredoms、OOIOO)のsaicobab(サイコバブ)のライブもある(あった?)ようです。今回は時間がないのでこちらの会場には行きません。

メイン会場に到着

何だか思いの他混んでいる様子。

入場は無料なんですが、会場はビルの中の4フロア(棟と階が別)になるため、エレベーター待ち、及び既に入場制限がかかっています。みなさん、ピンクのフロアガイドブックに釘付け。なんせ国内外の出版社、書店、ギャラリー、アーティストなど約350組の出展者がいるので、どこから行くべきかもわかりません。


とりあえず流れに任せて、行くことにしました。

まずは1棟の6階Bフロアから

さすが倉庫。エレベーターが業務用です。エレベーターに乗ってまずは1棟の6階Bフロアに着きました。人がいっぱい。

うおー!!興奮するーー!たまらんなあ。最高の空間です。

こちらでは、Cy twombly(サイ・トゥオンブリー)の写真集「PHOTOGRAPHS」が売ってました。欲しかったなあ。高くて買えないっす(泣)。

Bフロアに出展されているお店は、The Art的なお店が多かったように思います。他のフロアとは違い(後からわかったのですが)、ライトもオレンジでカームダウンな空間です。一番居心地がよかったです。費やした時間ざっと1.5時間です。

次は2棟5階Aフロアへ

再度1階へ降ります。そこから隣の棟へ。またエレベーターに乗るために並び、いざ出陣です。僕が会場についたのは、14:30位でしたが、更に人が増えてますね。
とは言っても、待ち時間は10分程度です。
鑑賞?に集中していて、Aフロアの写真はこれしかないのですが、Bフロアと雰囲気が違います。ちょっと変わり種が多い感じです。どんどんアバンギャルド、もしくはマイナー感が増してきます。
写真は韓国人のフォトグラファーのブースですが、迷ったあげく写真集買いました。300部限定だよとかうるさいし(笑)。


一番Aフロアで時間を費やしました。Aフロアにはステッカーを扱うお店がかなり多く、僕的にノートブックに貼るステッカー探しもここに来た目的だったので、時間をかけました。変なステッカーも多くて面白かった。変態ステッカーを買いましたよ。
お店の人と会話する時間が多かったです。それがここまで楽しいとは思いませんでした。
出展者は海外の方も多く、会場は日本語よりも英語が飛び交ってました。僕も知らぬうちに英語を話してましたよ。かなりのブロークンイングリッシュですけど。
アートという共通言語があるので、不思議と何を言っているのか全部わかってしまう。
こちらが発する言葉と言えば、「ふむふむふむ、オーウ、So cool。ベァウティホ!。ドコノヒト?USA?ジャーマン?」、最後はいっつも、「Hey、Cash Only?」「Ohhh、Yes」「aha。ワタシマネーオロシテクルヨ、see you later~バーイ」です。

最後に6階Tフロアへ

Tフロアは更にインディ感が漂う空間でした。僕はアメリカのマイナーアーティストのステッカーを買いました。アフリカ系の女性が店番をしていて、そのステッカーがカッコよかったので、これは何?と聞いたら、そこに別に飾ってあったピンバッチを指し、「you knowこれ作ってる人だよー」そのバッチが十字架に「Black」とか「Metal」とか書いてあるので、「この人デスメタルの人なの?」と聞いたら、その女性がいきなり大爆笑。「ノノノノノォ、アハハハハハハ、キャハハ、、ヒィヒィノノノノノ、DeathMetal」と言って、そのアーティストのインスタグラムを見せてくれました。そうするとあごひげを10㎝くらい伸ばした兄ちゃんかおっさんが。
作品は中途半端(笑)。でもなんだかおもしろい。白黒テイストなんだけど何だかファニーみたいな。適当感がいい。

※追記)後からちゃんと確認したら、サンフランシスコのカルチャーブランドでアパレルショップ他色々やってるみたい。※

最後に、「このステッカー俺の音楽制作用のノートPCに貼るよ。」と言ったら、キャオーーと喜んでくれて、絶対写真送ってねとなり、バイバイ、サンクース。

19:00。フェアー終わったら中目黒に行こうと思ってたんですが、帰ることにしました。ああ面白かった。



まとめ

改めて、フェアーの詳細を。
THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017
会期:2017年10月5日(木)~10月8日(日)
会場:寺田倉庫(東京都品川区東品川2-6-10)
最寄り駅 : 天王洲アイル
会期:2017年10月6日(金)12:00〜20:00
2017年10月7日(土)12:00〜20:00
2017年10月8日(日)11:00〜19:00
入場料:無料
詳細はこちら

明日までです!アート好きの皆さんは是非。ここでしか買えないものがいっぱいです。
本もZineもステッカーもピンバッチもあろ諸々雑貨や訳のわからんものもいっぱい売ってます!

僕の買ったもの

ロシア周辺の小国(どこの国か忘却。あとで調べます)の美術家の作品。
「イメージでコミュニケーションするというのが彼のテーマだ」というのに激しく共感し購入。通常では流通していないというのでわざわざコンビニにお金をおろしに行きました(笑)。と、韓国の写真家の作品。いわゆるヌードフォトです。こちら300部限定だそうです。

各種ステッカー

※追記)最終日はキャンセル待ちまで出て、かつその人達が結局入れず閉幕したそうで、大盛況だったようです。できれば僕も毎日行きたかった。来年も行こうと思います。

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