ユルゲン・テラー(Juergen Teller)
1964年1月28日生まれ、ドイツ エアランゲン出身、現在53歳の写真家です。
ファッション写真や多くのミュージシャンの写真、そしてジャケットアートワークで名を馳せた人です。
1986年ロンドンに移住
音楽業界の仕事
ユルゲン・テラーは1986年にロンドンに移住します。この時22歳ですね。
同世代のミュージシャンを撮り始めます。頭角を現し出したのは90年代に入ってからです。僕が彼の存在を知ったのは、PJハーヴェイ(PJ Harvey)の写真からでしたが、ニルヴァーナのカート・コバーン(Kurt Cobain)、Holeのコートニー・ラブ(Courtney Love)、そしてビョーク(Bjork)の写真も世に出ています。彼らのジャケットアートワークを担当しています。
90年代を彩るユルゲンの写真
彼の写真は90年代の匂いを思い出させてくれます。あの頃の空気。彼の写真は今も色褪せません。
ミュージシャンの写真だけではなく、ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)のような女優も撮っています。ウィノナは限りなく音楽シーンに近いに女優でしたね。映画「リアリティ・バイツ」がそうでした。あとは「シングルス」。これはシアトルのグランジシーンを題材にした映画でした。
ファッション業界の仕事
ユルゲン・テラーは今もファッション写真を撮り続けています。マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)、ヘルムート ラング(Helmut Lang)など、色んなブランドの写真を手掛けていますが、中でも有名なのがヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)との仕事でしょうか。ヴィヴィアンも70年代パンクに大きく関わるブランドですよね。
ヴィヴィアン・ウエストウッド本人(イギリス出身1941年4月8日生まれ、現在76歳のファッションデザインナー)の写真を撮り続けています。最近、コラボ写真集が発売されました。
90年代の仕事をまとめた写真集
僕が所有しているのは、ユルゲン・テラーの90年代の写真を音楽、ファッションと区別せずパッケージングした写真集です。非常に美しい。
まとめ
さて如何でしたでしょうか。ユルゲン・テラー。
最近何かのTV?動画?で観たのですが、アラーキー(荒木 経惟)とも交流あるみたいですね。何はともあれ僕も所有している写真集まずはここからです。90年代リバイバルの今だからこそ見る価値はありますよ。
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